Q&A(業務委託契約書)_No.28_親事業者による買いたたきのパターン

Q.
親事業者による買いたたきのパターンには、どのようなものがありますか?



A.
親事業者による買いたたきのパターンには、下記のものが挙げられます。
(1)一方的に通常の対価より低い単価で下請代金の額を定める場合。
(2)多量の発注をすることを前提として下請事業者に見積りをさせ、その見積価格の単価を少量の発注しか行わない場合の単価として下請代金の額を定める場合。
(3)合理的な理由がないにもかかわらず、特定の下請事業者を差別して取り扱い、他の下請事業者より低い下請代金の額を定める場合。
(4)一律に一定比率で単価を引き下げて下請代金の額を定める場合。
(5)同種の給付について、特定の地域又は顧客向けであることを理由に、通常の対価より低い単価で下請代金の額を定め場合。